パーソナルジムにおける服装の重要性|ウェアを揃える際のポイント
パーソナルジムに通うことを検討している人のなかには「どのような服装で通ったらいいのだろう?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。今までトレーニング経験がないと運動しやすい服装といってもイメージがわきにくいかもしれません。パーソナルジムを継続的に通い成果を出すためにも、服装は重要な役割を担ってきます。パーソナルジムではどんな服装にしたらいいのか、ポイントも含めて詳しく解説していきたいと思います。
パーソナルジムのトレーニングにおける「服装」の重要性
パーソナルジムでのトレーニングを始める前に、まずは服装を準備することが重要になってきます。トレーナーとのマンツーマン指導が基本となるため、自分の身体のラインや動きがはっきりと見えるような服装が推奨されています。
トレーニング中の身体の動きはもちろんですが、適切なアドバイスを受けることでトレーニング効果を高める目的もあります。また、服装を整えると快適なトレーニング環境も維持できますし、トレーニングのモチベーションを高め前向きに考えられるようになります。
女性の場合は、トレーニング中に気にならないようにするためにもスポーツブラの着用が必要になりますし、靴も運動に適切なものを選ぶことが大切になってきます。
パーソナルジムに通う際の服装に関する2つの選択肢
パーソナルジムに通う際の服装選びにおいては「マイウェアを購入する」方法もあれば「レンタルウェアを利用する」方法もあります。ジムに通う頻度によっても異なってきますが、それぞれにメリット・デメリットもあるからこそ、自分にはどちらの選択肢があっているのかを考え考慮する必要があります。
(1)マイウェアを購入する
マイウェアとは、トレーニングに必要なウェアなどのアイテムを自分で用意することをいいます。ウェアのコーディネートを楽しみたい、好きなウェアでモチベーションを高めたいと考えている人にとっては、マイウェアを選ぶのをおすすめします。パーソナルジムによってはウェアのレンタルを行っていないケースもあるため、選択肢を増やす意味でもマイウェアの購入はおすすめです。
メリット
- 長期的に考えるとコストを抑えられる
- 好きなデザインのウェアを選択できる
- インスタグラムにおしゃれな写真をアップできる
デメリット
- 初期費用がかかるため負担に感じやすい
- トレーニングのたびにコーディネートを考える必要がある
- 何を選んでいいのかわかりにくい
マイウェアを選択する場合は、都度コーディネートが必要になることを楽しめるかどうかによっても変わってきます。選択肢が増える分、それが負担に感じてしまう人にはおすすめできません。
(2)レンタルウェアを利用する
レンタルウェアとは、パーソナルジムでトレーニングに必要なアイテムをレンタルすることです。
マイウェアのように初期費用の負担が必要ないため、費用を抑えつつ通いたいと考えている人にもおすすめです。トレーニングのたびに選ぶ負担を減らせるのはもちろん、他の利用者と同じウェアなので比較することなく気軽に利用できる良さもあります。なかには初回のみレンタルウェアを使い、その後マイウェアに切り替える人もいるなど、後から変更することも可能です。
レンタルできるもの
トレーニングに必要なウェアはもちろん、シューズやソックス、タオル(バスタオルやフェイスタオル)などの必要なアイテムは一通りレンタルできます。ジムによってもレンタルできる範囲が変わってくるため、どこまでが対象になっているのかを確認しておきましょう。
メリット
- 手ぶらで通えて荷物を持ち運ぶ必要がない
- ジムに通う初期費用の負担を減らせる
- コーディネートの負担がない
デメリット
- デザインが統一されてしまうのでモチベーションが上がりにくい
- 苦手なコーディネートになってしまうこともある
トレーニング用ウェアを購入する際の基本的なポイント
パーソナルジムでレンタルウェアは利用せずに、マイウェアを購入しようと考えている人もいるのではないでしょうか。トレーニング用ウェアを購入する際に、おさえておくべき基本的なポイントを紹介します。
「ジャスト」もしくは「少し大きめ」のサイズを選ぶ
→ストレッチ素材ならジャストサイズが最もおすすめ
トレーニングウェアを選ぶときに、素材によって適切なサイズを選ぶことが大切です。
できるだけ身体にフィットしたデザインのウェアを選ぶことによって、トレーニング中に袖の部分がひっかかってしまうこともなくなり、動かしやすくなります。特にストレッチ素材のウェアの場合は、ジャストサイズを選ぶのをおすすめします。
また、女性の場合はウェア部分に下着のラインが出てしまうこともあり、トレーニング中に気になってしまうこともあると思います。ジャストサイズのウェアもしくは、少し大きめのものを選ぶようにすると、トレーニングしやすくおすすめです。
薄手かつ速乾性・通気性に優れた素材を選ぶ
トレーニングではたくさんの汗をかくからこそ薄手で速乾性や通気性に優れた素材を選ぶことも大切です。
快適なトレーニングを行うこともできますし、ジムのなかの空調がきいていると汗で寒さを感じてしまうこともあります。汗をかいてずっと濡れたままになると、べたべたした不快感も出てしまいます。トレーニングウェアは薄手であり、速乾性・通気性に優れているなど機能性も含めて選ぶのをおすすめします。
モチベーションアップにつながる好みのデザインを選ぶ
マイウェア選びで重要なことは、モチベーションのアップに繋がるようなデザインかどうかです。
毎週足を運ぶようになりますし、トレーニングは決して楽なものではありません。なんとなくやる気が出ないときでも、引き出せるようなマイウェアを選んでおくと安心です。
例えば、色やデザインでかわいく見せてくれるのはもちろんですが、憧れの芸能人やインフルエンサーと同じデザインのマイウェアを選ぶ方法もあります。
パーソナルジムで揃えておきたい服装一式|おすすめアイテム例も
パーソナルジムに通う際のトレーニングウェアは、具体的に何をそろえればいいのかわからない…なんて人もいるのではないでしょうか。そろえるべき一式について詳しく解説します。
失敗しないマイウェア選びができるように、しっかりとポイントを押さえるようにしていきましょう。
トップス
パーソナルジムでは、トップスはタンクトップもしくはTシャツがメインとなります。
なかには、長袖でもいいのではと思う人もいると思いますが、ジムのなかは一定の温度で保たれています。また、運動をすると身体が熱くなるので、厚着の必要性はありません。半袖で見えそうだな…と不安な人は、大きめのサイズ感のトップスを選ぶのをおすすめします。
一言にトップスといってもさまざまな種類があるため、着心地も含めて自分の好みのものを選ぶようにしてください。パーソナルジムでは色や柄などのデザインもないため、フィット感のあるものを選ぶのもポイントになります。
アウター
一定の温度で保たれているとはいえ、夏には冷房が強くきいていることも少なくありません。
そのため、体温調整が難しくなってしまうため、軽く羽織れるパーカーなどアウターをもっていると安心です。なかには半袖やタンクトップをあわせておき、ジムの温度に合わせて調整して脱ぐこともできます。ウェアとの統一感をもたせてコーディネートしてもいいですし、好みのスポーツブラなどを選ぶのもいいでしょう。
アウターはちょっと肌寒いときに調整できる点も便利なのでおすすめです。
ボトムス
パーソナルジムのボトムスに指定があるわけではありませんが、ショートパンツでトレーニングをしている人もいれば、スパッツやハーフパンツなどをあわせている人もいます。
パーソナルジムで使われるボトムスは、どちらかといえばピタッとしたタイトなデザインのものが多いので、激しい運動を必要とするようなトレーニングでも使いやすいと思います。
スパッツのままだと気になる人は、ショートパンツとの組み合わせなどの着こなしもおすすめです。ボトムスのデザインによってはトレーニングがしにくくなってしまうため、選ぶ際に注意しましょう。
ソックス
パーソナルジムで使われているソックスは、特に指定があるわけではありませんが5本指を選ぶのをおすすめします。
指が分かれている分使いやすく滑り止めもついているため、トレーニングの質を高めることにも繋がります。指それぞれが動かせることもあり、どこに力を入れたらいいのかを明確に判断できます。デザインの種類も増えているからこそ、好みのものを選んでモチベーションを高められるようにしましょう。
ソックスも比較的丈夫なものが多くなっているため、素材にこだわって選ぶのをおすすめします。
シューズ
シューズにおいてそこまで決められた条件がありません。動きやすいトレーニングシューズやランニングシューズなどを使っていることが多く、運動向きではないシューズを使うのはおすすめできません。具体的には、かかとの部分がないような靴はおすすめできません。
トレーニングに集中できないばかりか、ケガのリスクを高めてしまうことも考えられます。シューズは、サイズがあったものを選ぶようにして、機能性の高いものを選ぶことも大切です。実際に履き心地も確認しておき、納得できるシューズ選びができるようにしておきましょう。
【男女別】パーソナルジムに通う際の服装に関するその他のポイント
パーソナルジムに通う際の適切な服装は、男性・女性によっても異なります。
特に女性の場合は、男性よりも細かなポイントがあるため、選ぶ際の参考にしてみてください。
男性
パーソナルジムで男性の服装を選ぶときは、とにかく耐久性と機能性に着目して選ぶのをおすすめします。
トレーニングは汗を大量にかきますし、負荷がかかるため、ウェアの耐久性も重要になります。また、トレーニングのあとは、シャワーを浴びることも多くなります。そのため、行き帰りに着替えることも想定して脱着しやすい服を選ぶことも大切です。また、トレーニング頻度が多い人は家に帰ってから洗濯しやすい素材の服装を選び、メンテナンスも含めて選ぶようにしましょう。
女性
女性の場合は、細かな部分まで気を配って服装を選ぶことをおすすめします。例えば、ウェアの色によっては下着やラインが透けてしまうため、恥ずかしいと感じることも少なくありません。また、過度な露出は控えるのが望ましいと言われており、周囲の人が目のやり場に困ってしまいます。視線が気になり、トレーニングに集中できなくなってしまう恐れも出てきます。
他にも、運動中のサポート性に注目するようにしてください。例えば、スポーツブラやアンダーウェアなどのサポート機能をもった下着は、トレーニングによる負荷を減らしてくれます。
パーソナルジムに持って行くと良い便利なアイテム3選
パーソナルジムに持っていくと良い便利なアイテムを3つ紹介します。
トレーニング環境をより良いものにすることにも繋がります。
飲み物
トレーニング中は、適切な水分補給が必要になります。
飲み物には指定がないため、水やスポーツドリンク、プロテインなど好みのものを選ぶようにしましょう。体力維持にも繋がりますし、脱水による体調不良を防ぐことにも繋がります。パーソナルジムによっては、水など飲み物が無料でついているものもありますし、販売しているジムもあります。トレーニングの度に飲み物を持っていくのが面倒な人は、ジムで購入することも含めて考えておくのをおすすめします。
タオル
パーソナルジムは一定の温度で維持されていますが、トレーニングをすれば大量の汗をかくことも多くなります。気軽に使えるような汗拭き用のフェイスタオルを1枚〜2枚程度用意しておくと便利です。
汗くらいであればそこまで気にしない人もいるかもしれませんが、動作をしているときに汗が落ちてくるのを防ぐことにも繋がります。トレーニングの邪魔にならないように、こまめに拭けるように準備しておきましょう。
また、シャワーを利用する場合は大判のフェイスタオルもしくは小さめのバスタオルを持参するのをおすすめします。大きすぎると持ち運びが不便になってしまうため、できる限りコンパクトに収納できるものを選ぶのが望ましいと思います。
ヘアゴム・ヘアバンド
髪の長い人や前髪がトレーニング中の邪魔になりやすい人は、ヘアゴムやヘアバンドを用意しておくのをおすすめします。汗はトレーニング中の集中力を低下させる原因となります。また、髪をそのままにしておくと、器具に引っかかってしまうためケガの可能性を高めてしまうこともあります。安全なトレーニングを行うためにも、事前に髪をまとめたうえでトレーニングに挑戦するようにしておきましょう。
まとめ
パーソナルジムの服装は、男性・女性によっても適切な服装は違います。また、マイウェアやレンタルウェアを選ぶのかによっても用意するものが変わってくるため、どうしたらモチベーションを維持しつつトレーニングができるのかを含めて考えるようにしておきましょう。パーソナルジムの服装において決められたルールがあるわけではないため、集中してトレーニングに取り組める服装を選びましょう。