産後のジムはいつから通える?おすすめのパーソナルジムと選び方も紹介!
産後に体型の変化や、痩せにくくなった、なんとなく不調を感じるようになり、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。産後にジムに通って運動したいと思っても、いつから始めたらいいのかわからず、また、どんなジムに通うべきか決めかねているのかもしれません。
産後にジムに通うことはたくさんのメリットがあると言われています。体型の悩みを解消したい人や不調を改善するために、産後の女性向けにジムの選び方についても詳しく解説していきたいと思います。
産後にジム通いを始めるメリット
冒頭でもお伝えしたとおり、産後にジム通いを始めることにはさまざまなメリットがあります。
具体的にどのようなメリットが期待できるのか、詳しく説明していきます。
産後の体型変化を効率良く整えられる
出産を経験した女性の身体には大きな変化が起きます。なかでも多くの人が実感するのが体型や姿勢が変わることで、骨盤が開くため元の位置に戻るためには時間もかかります。適切なケアをせずに骨盤が歪んだままの生活をしてしまうと全身のバランスが崩れやすくなってしまいます。出産後、ライフスタイルの変化によって運動不足になってしまうことも関係してきます。お腹周りがぽっこりしてしまったり、下半身に脂肪がつきやすくなり体型が変わったと実感するようになるからこそジムで解消することが大切です。
悪くなりがちな姿勢を整えられる
産後に姿勢が悪くなり、腰が反り返ってしまったり、丸くなったと悩む人も少なくありません。骨盤が開いたままの状態であることで、ホルモンバランスも大きく変わります。また、抱っこや授乳などの慣れない姿勢が続き身体に負担が集中しやすくなってしまいます。
姿勢が悪くなってしまうと、骨格だけの問題ではなく内臓や自律神経にも影響しますし、疲労を蓄積しやすくなってしまいます。出産するまでは背筋が伸びていた人でも、姿勢の変化を感じやすくなってしまうからこそ、ジムに通うことで自分の正しい姿勢を維持しやすくなります。
メンタルケアにも役立つ
産後にジムに通うことでポジティブな気持ちを引き出し、ストレスの解消などメンタルケアにも繋がりやすくなります。特に出産後はホルモンの影響もあり気持ちが不安定になってしまうことも少なくありません。ジムによって身体を動かすことによってセロトニンの分泌が促されるようになるため、ストレスの解消にも繋がり、気持ちのリフレッシュができるようになります。精神的にも安定するため、メンタルが安定しない女性にこそ、ジムで定期的に身体を動かすメリットが期待できます。
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ジム通いを始めるタイミングは産後いつからが良い?
ジム通いを始めるタイミングについて、迷っている人もいるのではないでしょうか。
産後にジム通いを始める場合、普通分娩でも帝王切開に関係なく「産後2~3か月」が目安となります。その理由として産後約1~2か月(6~8週間)までは、出産後に身体を妊娠前の状態に戻すための「産褥期」と呼ばれる期間になります。個人差もありますが、出産後にまずは安静に過ごして身体を元に戻すための時期となります。
焦らずに産後の1か月健診で担当医より運動の許可を得られたら、産後2~3か月を目安に通うのをおすすめします。ただし、産後の身体は個人差があるため、無理のない範囲で始めるのが最も重要になってきます。
少し運動をして「辛い」と感じたときは休みつつ、様子を見てもいいかもしれません。
一般的には、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動から徐々に再開していき、心身に余裕が出てからパーソナルジムに通うようにしていきましょう。育児の間でも軽い運動を取り入れることによってストレスの発散になりますし、気持ちもリフレッシュできます。
産後2~3か月から6か月ごろは痩せやすい時期とされている
産後2~3か月でジム通いが推奨されている理由は、身体への負担を考慮するためだけではありません。効率的なダイエット効果が見込める時期でもあることが大きいと言えます。だいたい産後2~3か月から6か月ごろまでは「ボディリターン期」としても知られています。妊娠前の身体に戻ろうとする期間でもあるため、痩せたいと考えている人にもおすすめです。ホルモンバランスが大きく変化する時期になり、オキシトシンの分泌が増えることでも知られています。主に、母乳の分泌や子宮の収縮を促進するもので、ストレスの軽減効果も期待できます。また、ホルモンであるオキシトシンは、食欲を抑制することもわかっています。
妊娠前の身体に戻る力はもちろんですが、オキシトシンの効果によって食欲を抑制しつつ骨盤周辺の動きを活性化していきます。その結果、脂肪が減りやすくなるためジムに通い運動をすることによって、効果を実感しやすい時期の特徴と言えるでしょう。だからこそ、産後2~3か月から6か月を目安にして、しっかりと運動をするのが大切になってきます。実際に厚生労働省では、産後6か月を目安に「身長(m)×身長(m)×22kg」を目安にした標準体重に近付けるように、エネルギー量の調整を推奨しています。
産後ダイエットに「パーソナルジム」がおすすめな理由
一口にジムといっても、24時間営業のトレーニングジムやプールやスタジオも備わった「フィットネスジム」、さらにマンツーマン指導が受けられる「パーソナルジム」などの多様な種類があります。そのなかでも、産後から通い始めるのに適したジムの種類はパーソナルジムです。
産後の体の状態に合わせたオーダーメイドの指導を受けられるため
産後のダイエットにこそパーソナルジムが向いているのは、個々の産後の身体の状態に合わせたオーダーメイド指導が受けられるためです。産後はデリケートな時期になりますし、一般的なフィットネスジムでは思うような効果を得られなくなってしまう人もいます。トレーニングによる身体の負担を減らしつつ、効果を最大限に引き出せるのもパーソナルジムの特徴と言えるでしょう。トレーナーもそばについて指導してくれるので、正しいフォームで細かい注意を払いつつトレーニングができます。
モチベーションを維持しやすいため
パーソナルジムは、トレーニングに重要なモチベーションの維持にも最適です。特に、産後の時期は育児に追われるようになり、時間も限られてしまいます。自己流で運動をしていても思うように続かず、挫折してしまう人も少なくありません。パーソナルトレーナーがいることによって、運動を続けるためのメンタル支援はもちろん、適切なフィードバックやアドバイスを受けられるのでモチベーションの維持に繋がりやすくなります。どんなトレーニングをしたらいいのか迷っている人にとっても、心強い存在と言えるでしょう。
子連れでも通いやすい環境が整っていることが多いため
パーソナルジムによっては、子連れでも通いやすいジムもあります。産後にジムに通いたいと思っても、子どもを預けられるところがないとジムを諦めてしまう人も少なくありません。託児所付きのパーソナルジムもあるため、安心してトレーニングに集中できます。
心のケアやストレスの発散にもつながるため
パーソナルジムは、心のケアやストレスの発散としてもおすすめです。産後は、身体の変化だけではなく育児によるストレスや孤独感を感じることも少なくありません。心の負担も大きくなり、心身ともに疲れてしまう人もいます。パーソナルジムは単なる運動の場としてとらえるのではなく、トレーナーとのマンツーマンの時間を通して育児の悩みを話したり自分自身と向き合ったりと、貴重な場にもなりえます。気持ちの面で寄り添ってもらえることで前向きに取り組めるようになるため、結果としてトレーニングの継続にも繋がる特徴があります。
産後のパーソナルジムで取り入れたいトレーニングメニュー
次に、産後のパーソナルジムで取り入れるべきトレーニングメニューを紹介します。
自宅でも気軽にできるトレーニング方法もありますので、積極的に取り入れていきましょう。
有酸素運動
産後にジムに通ううえで、有酸素運動の選択肢がおすすめです。デリケートな産後の身体に負担をかけず、無理のない範囲で運動ができるようになります。妊娠中は思うように運動ができず、運動不足を実感している人もいると思います。有酸素運動は、心肺機能を向上させるのはもちろん、体力の回復にも役立ちます。
具体的には、ウォーキングやジョギング、エアロビクスなど楽しく続けられるものを選びましょう。特にウォーキングは運動が苦手な人でも取り入れやすい方法になり、外を歩くことで精神的にもリフレッシュできるようになります。パーソナルジムではトレッドミルを使ってトレーニングを行う方法もおすすめです。
筋力トレーニング
筋力トレーニングは無酸素運動だからこそ有酸素運動と組み合わせて行うのをおすすめします。産後に行う筋トレでは、骨盤周辺は大きくゆるんでしまうため、広がりを抑えるためのトレーニングを行う必要があります。そのままにしてしまうと、ウエストが大きく見えてしまい、太って見える原因となります。筋力トレーニングとしておすすめの鍛える部位について、それぞれ説明します。
●インナーマッスル(腹横筋)
産後にまずは鍛えるべき部位は、腹横筋=インナーマッスルです。骨盤についている筋肉になるため影響も大きく呼吸のたびに動いています。妊娠中はお腹が前に出るため、体幹が大幅に弱まってしまいがちです。産後は筋力が低下して弱まってしまうからこそ、ぽっこりお腹も目立ちやすくなります。インナーマッスルを鍛える筋肉として、ドローインやプランクを取り入れてみてください。
●骨盤底筋群
次に鍛えるべき部位は、骨盤底筋群です。コルセットのような役割を持っている腹膜筋とのつながりがあり、内臓を支えているのが特徴です。女性は出産にて最もダメージを受ける筋肉としても知られており、下腹部のたるみにも直結します。
骨盤底筋群を鍛えることで、体幹が安定してトレーニング効果を高めることにも繋がりやすくなります。おすすめの運動はスクワットやブリッジなどの少し負荷をかけて行う方法です。
産後から通い始めるパーソナルジムの選び方
最後に、産後から通い始めるパーソナルジムの選び方を3つ紹介します。
ジム選びに迷ったときは参考にしてみてください。
POINT(1)通いやすい場所にあるか
産後に子連れでジムに通うときなど、店舗までのアクセスも重要です。駅から長時間歩かなくてはいけないジムや、駐車場のないジムだと負担に感じることもあるでしょう。短期間ではありますが、週1回~2回のペースで通うことになるからこそ、通いやすい立地にあるかどうかは重要になってきます。大人だけで通うわけではないからこそ、子どもと一緒でも無理なく通えるパーソナルジムを選びましょう。無料カウンセリングに来た際に、通う場合もアクセスも含め検討してみて下さい。
POINT(2)産後の専門知識があるトレーナーか
産後の女性がパーソナルジムに通ううえで、産後の専門知識のある女性トレーナーがいるかどうかがも重要になってきます。やむを得ずジムを選んでしまい、自分の身体に合わないトレーニングを続ければ、不調の原因となってしまう場合も考えられます。産後特有の骨盤のゆるみや、ホルモンバランスの変化を熟知しているトレーナーのもと、安全な指導を受けられるようにしましょう。所有している資格や産後の女性の指導経験がどのくらいあるのかを確認しておきましょう。
POINT(3)子育てとの両立が可能な環境か
パーソナルジムを選ぶ時は、子連れOKであるのはもちろん充実した設備があるかどうかも重要です。子育てと両立するためには、託児サービスや、個室の有無、キッズスペースを用意しているかどうかも確認しておかなくてはいけません。子育てとの両立が可能な環境が整っており、子どもを見てくれる施設かどうかも、パーソナルジムを選ぶ時の基準にしておきましょう。
まとめ
産後にジムに通ううえで、オーダーメイドメニューで高いモチベーションを維持しつつ通えるのがパーソナルジムの良さです。産後は子育てで忙しく余裕がなくなってしまいがちですが、産後医師より運動の許可が出てからでいいので、無理なくできるトレーニングを続けていきましょう。SPACEGYMはアクセスの良さはもちろん、産後の女性向けに寄り添ったトレーニングも行っていますので、リフレッシュもかねてお気軽にご相談ください。