パーソナルジム利用者のリバウンド率は?卒業後のリバウンド防止策も
パーソナルジムの入会を検討している人のなかには「卒業したあとにリバウンドの心配はないのか?」不安に思っている人もいるのではないでしょうか。せっかくトレーニングを頑張って理想の身体を手に入れたものの、リバウンドしてしまうかも…と思うと、ジムに通うべきか迷ってしまいます。結論からお伝えすると、パーソナルジムは卒業後もリバウンド率が低いと言われています。その理由や、リバウンドを防ぐための方法についても、詳しく説明していきます。
パーソナルジム卒業後のリバウンド率はどれくらい?
パーソナルジムを卒業したあとのリバウンド率は個人差こそありますが「5割程度」だと言われています。ジムに通った約2人に1人がリバウンドしている結果を見るとパーソナルジムも「リバウンド率が高いのでは…」と思ってしまうかもしれません。
とはいえ、一般的なダイエット経験者のリバウンド率は「7割程度」と言われています。
そのため、パーソナルジムのリバウンド率は、比較的低いと言えると言えますし、多くの人が体型を維持していることがわかると思います。
誰でもせっかくジムに通うのであれば、リバウンド率を下げたいと考えているのではないでしょうか。
卒業後も、理想の体型を維持したいのであれば、パーソナルジムをおすすめします。
「リバウンド」の仕組み
そもそも、リバウンドとはジムに通ってトレーニングや食事制限を行い理想の体型になったものの、一定期間で元の体重に戻る、もしくはそれ以上に体重が増えてしまうことを言います。リバウンドは、無理な食事制限や運動をしなくなることによる消費カロリーの減少が関係しています。特に短期間で痩せた場合、人間の身体は「飢餓状態」と認識してしまい、筋肉を分解してしまいます。
脂肪を減らすだけではなく、筋肉量も少なくなり基礎代謝が低下することで太りやすくなりリバウンドしやすくなってしまうのです。また、トレーニングや食事制限によるストレスや生活習慣が変わったことも、リバウンドの一因になるといわれています。
ちなみにリバウンドが起きやすい時期として、トレーニングから約1か月後が要注意です。これは、人間の体重を一定に保つための生体恒常性という機能になり、体重が減ったことで食欲を増進させる「レプチン」を分泌させ、ダイエット前の身体に戻ろうとしてしまうためです。身体への認知のタイミングが1か月後になるため、リバウンドのリスクが高まるタイミングでもあるのです。
パーソナルジム卒業後にリバウンドしてしまう原因
パーソナルジム卒業後のリバウンドを防ぐためには、リバウンドの原因を正しく理解しておくことが重要になってきます。具体的にどのような原因が考えられるのか詳しく見ていきましょう。
食事制限の反動による暴飲暴食
パーソナルジムのなかでも短期集中型で行うものは、トレーニングや食事制限が厳しくなってしまうことも少なくありません。パーソナルジムに通っている期間中は、トレーナーの管理下にあるため制限できていたとしても、卒業した後に自由に食事がとれるようになると食事制限の反動から暴飲暴食をしてしまう人もいます。甘いものやラーメン、お酒などを摂りすぎてしまい食事が爆発してしまいリバウンドとなります。欲求を制限すればするほど、反動が出やすくなるのは人間として自然なことと言えるでしょう。
運動習慣の喪失による消費カロリーの低下
パーソナルジムに通っていたときは、週1回~2回は運動をする機会がありました。トレーナーの元、あなたに必要なトレーニングメニューを考え実践できますし、モチベーションを維持しやすい環境にありました。とはいえ、ジム卒業後は強制力がなくなることで「今日は疲れているからいいや」と後回しになってしまい、運動しなくなってしまう人も少なくありません。消費カロリーが大幅に少なくなることで、摂取カロリーが増えリバウンドしやすくなってしまうこともあります。
バーンアウトによるモチベーションの低下
パーソナルジムに通うときは、それぞれに目標があり「3か月で10kg痩せたい!」など理想の身体を手に入れるための努力を欠かさずに行ってきたと思います。とはいえ、目標を達成したことで大きな満足感を得るようになり、目標を見失ってしまうことも少なくありません。これは、バーンアウト(燃え尽き症候群)と呼ばれているもので、頑張る理由がなくなったことが関k寧しています。以前の運動や食事制限のない楽な生活に戻ることによってモチベーションの低下となってしまうのです。
バーンアウトを防ぐためには、ジム卒業後も新しい目標を持つことが必要になります。
ホメオスタシスの影響による基礎代謝の低下
人間はホメオスタシスという恒常性を持っています。先ほども簡単に説明しましたが、短期間で急激に減量した人に起こりやすいものです。飢餓状態を危険であると判断し、少ないエネルギー量でも生き延びられるように基礎代謝を下げていきます。栄養の吸収率を高めて、省エネモードの状態にしてしまい消費されないエネルギーがリバウンドを引き起こしてしまうのです。
パーソナルジムのリバウンド率が低いとされる理由
パーソナルジム卒業者のリバウンド率が、一般的なダイエット経験者と比較しても低いと言われるのはれっきとした理由があります。具体的にどのような理由があるのか見ていきましょう。
一人ひとりの体質や目標に合わせてプログラムが設計されるため
パーソナルジムがリバウンドしにくい理由として、それぞれの体力・筋力に合わせた負荷をかけつつトレーニングを行うためです。事前のカウンセリングで運動経験はどの程度あるのか、ジムに通った経験や食事など詳細にヒアリングしていきます。
情報を元に一人ひとりに合わせたプログラムを設計するため、食事制限があってもストレスに感じるほどではありません。運動習慣も身に付き、卒業したあとも体重を維持しやすくなるため、リバウンドしにくいと考えられています。
また、パーソナルジムではハードな短期集中型のダイエットなどは基本的には行いません。一時的な体重変化ではなく、時間をかけ着実に目標の体型に近付けるようにサポートしていきます。
生活習慣そのものを見直す指導が行われるため
パーソナルジムでは、生活習慣そのものを見直し”太りにくい身体”を手に入れられるようにしてくれます。食事制限で行うダイエットはもちろん、トレーニング指導によって基礎代謝を高め太りにくい身体を作っていきます。日々の生活のなかで消費エネルギーの量も増え、カロリーが消費しやすくなります。生活習慣を見直すいい機会にもなり、カロリー消費がスムーズにできるようになります。
例えば、パーソナルジムに通い続けた場合、姿勢が改善されたと実感する人も少なくありません。基礎代謝を高めて脂肪が燃焼しやすくなるため、トレーニング中は姿勢にも意識を向けていきます。
パーソナルジムに通うことによって、こうした見直しが行われるようになり、脂肪が燃えやすくなり太りにくい身体を手に入れることにも繋がるのです。
トレーニング後も活かせる知識や考え方が身につくため
パーソナルジムに通うことによって、正しい知識や考え方が身に付きます。トレーナーは栄養学に基づいた食事の方法や選び方、解剖学に基づいた正しいトレーニング方法など専門的な知識や技術を指導します。トレーニングはもちろんですが、日々の食事でどのようなことに気を付けるべきなのか、学べるようになります。また、トレーニングがどうして筋肉に効果を発揮するのかなど背景まで丁寧に説明してくれるため、ジムを卒業するころには知識や技術が深く定着しやすくなるのです。
パーソナルジムの卒業後にリバウンドする人・しない人の違い
パーソナルジムを卒業したあとにリバウンドする人・しない人にはそれぞれいくつかの共通点があります。
リバウンドする人としない人のそれぞれの特徴についてまとめてみました。
| リバウンドしにくい人 | リバウンドしやすい人 | |
| 自己管理能力 | 高い | 低い |
| トレーニングへの向き合い方 | 「体質改善」や「健康維持」など長期的な視点をもっている | 「夏までに」「結婚式までに」など一過性のイベントをゴールにしている |
| 目標達成までの期間設定 | 数か月〜1年以上かけて変わる前提で考えている | 短期間での大幅な減量を求めている |
| トレーニング・食事制限のレベル感 | 無理なく続けられるレベルを選択している | 極端な制限や厳しいレベルを選択している |
パーソナルジムに通っていてリバウンドしにくい人は、短期的なダイエットや結果にこだわらず長期的な視点で考え、目標達成までの期間を考えられる人でもあります。パーソナルジムに通っている間は、自宅でも軽いストレッチやトレーニングを取り入れるなど、日々の生活のなかで自己管理ができるかどうかです。食事もただ量を減らすだけでは基礎代謝を下げて、リバウンドしてしまう可能性を高めてしまいます。無理なくトレーニングを楽しみながら続けられるかどうかです。
パーソナルジムに通ってもリバウンドしやすい人は、一過性の体型の変化にばかり目がいってしまいがちな人です。すぐに結果を求めるばかりに焦ってしまい、無理な食事制限をしたりハードなトレーニングを行い、体重の変化を得ようとしてしまいます。体重は落ちるかもしれませんが、厳しい条件で行えばトレーニング期間後のリバウンドのリスクも高めてしまいます。
ジムに通っているときだけに限らず、卒業まで視野を広げて考えることが大切です。
パーソナルジム卒業後のリバウンドを防ぐための方法5つ
最後に、パーソナルジム卒業後のリバウンドを防ぐためにできる5つの方法を紹介します。
週2~3回程度の運動習慣を継続する
リバウンドを防ぐためにも、ジムを卒業したあとの運動習慣を続けられるかどうかです。目安として週2回~3回程度の運動を習慣化させられると、脂肪燃焼やエネルギー消費の調整がしやすくなるため、リバウンド防止にも繋がりやすくなります。とはいえ、ハードな運動ではなく日常的に続けられる程度の運動を継続することが大切です。ウォーキングやジョギング、ストレッチなどもいいですし、通勤で1駅分歩くなど意識して運動することでリバウンドを防ぐことに繋がります。
バランスの良い食事習慣を継続する
食事をとるときに「PFCバランス」を意識して適切な栄養素を取り入れられるようにすることが大切です。極端に糖質制限を行うのではなく、たんぱく質や炭水化物・脂質はもちろん、ビタミンやミネラルもしっかりと食事でとれるようにしていきましょう。特に筋肉のもとになるたんぱく質や、魚や肉などに多く含まれ基礎代謝の向上にも繋がります。食事の量を減らすと筋肉量も減ってしまうため、適切なカロリーは摂取するようにしてください。
定期的に体重・体組成をチェックする
毎日もしくは週に1回程度は体重や体組成をチェックするようにしてください。できれば、決まった時間に体重を測定することを習慣化することによって、体重の変化がわかりやすくなります。例えば、ちょっと食べ過ぎたときは、翌日の食事量を調整するなど体重の変化に合わせた食事や運動を取り入れやすくなります。大きなリバウンドを未然に防ぐことにもなるため、定期的なチェックは必ず行いましょう。
ストレスを溜め込みすぎないようにする
ストレスを溜めると、過食を引き起こしやすくなるといわれています。特に仕事や家庭、人間関係などのストレスを感じると、食事の量が増えてしまい気が付くとリバウンドしていたなんてケースも少なくありません。食べること=ストレス解消にならないように、他にストレスを発散できる方法を身につけるようにしておきましょう。心が平穏を保っていられれば、暴飲暴食のリスクは減らせるはずです。
卒業後を見据えた食事・運動習慣を身につけられるジムを選ぶ
パーソナルジムを選ぶ時に、卒業後まで視野に入れて食事・運動習慣を身につけられるようなジムを選ぶことをおすすめします。ジムによっては、リバウンドを防ぐために、こうした指導を積極的に行っているジムもあります。トレーニングのときに「なぜ、このトレーニングを行うのか」理論に沿った説明をしてくれるジムを選ぶことが大切です。わからないことを聞いたときに丁寧に応えてくれるようなトレーナーのいるジムを選ぶようにしましょう。
リバウンドについてのよくある質問
リバウンドについてよくある質問について見ていきましょう。
ジムを辞めた後に、むしろ痩せる人もいるの?
パーソナルジムを辞めたあとに「痩せた」という話を聞くこともあります。これはいくつか理由が考えられますが、筋肉量が落ちていることも原因として考えられます。脂肪よりも筋肉のほうが重く、運動をしていないとしても一時的に体重の減少が見られることもあります。ただし、一時的なものなので、基礎代謝が低下し痩せにくくなってしまうこともあります。一時的に痩せても、リバウンド率が高まる可能性もあるため、注意しましょう。
リバウンドを防ぎやすい、パーソナルジムの辞め時はあるの?
パーソナルジムの辞め時は人によっても異なります。というのも、ジムに通い目標を達成したあとも食事管理や体重の記録、運動習慣などを無理なく継続できると自分に自信を持てるかどうかです。ジムを卒業したとたん、食事や運動を続けられなくなってしまうのであれば、都度払いなど継続的にジムに通う方法を選択する方法もあります。トレーナーに頼ることなく、自分の体調を管理できるようになった時に辞めるかどうかを検討できるようになります。
まとめ
パーソナルジムのリバウンド率は一般的なジムよりも低く、卒業に必要な運動習慣や食事の知識を身につけられるようになります。ただし、卒業したあとに運動や食事管理も継続していかないと、基礎代謝の低下もあり、リバウンドしやすくなってしまうことも考えられます。SPACEGYMは必要な知識や技術を指導するのはもちろん、卒業後も気軽に利用しやすいため一人では運動が続けられるか不安な人にとっても安心です。リバウンドしないためにも、卒業後の自分も考えた対策を行うようにしてください。